スナップオンツールズ株式会社



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スナップオンの技術力

スナップオンが世界中のプロメカニックの信頼に充分に応えるために創り上げてきた数々のテクノロジー。
その一部をここで紹介いたします。
まずはスナップオンの代名詞ともいえるフランクドライブ®です。

フランクドライブ・レンチシステム

スナップオンが米国軍から要望を受けてから、すでに40年以上が経過しました。当時米軍ではジェットエンジンの軽量化にともない、ボルト、ナット類(ファスナー)を小型化する計画が進行されていました。これにより、小型化されて新材質となったファスナーヘッドに対して十分な張力を発揮させるため、より強いトルクで締めることができるレンチが求められました。こうして完成したのが「フランクドライブR・レンチシステム」。レンチにおける最大の発想がここに誕生したのです。

この新システムには二つの大きな成功がありました。
一つはレンチまたはソケットの角に曲面部を設け、ファスナーヘッドとの接点(力点)を角から側面(フランク)に移したこと。もう一つはその曲面部の奥側に最適な角度で平面部を設け、レンチとファスナーヘッドの平面同士を接触するようにしたこと。この結果、レンチに従来より最大20%もの高いトルクを発揮させ、米軍は小型化したファスナーの張力を犠牲にすることなくジェットエンジンの軽量化を実現しました。

フランクドライブ・レンチシステム


ソケット

このシステムはボックスレンチやソケットだけにはとどまりません。これらのツールよりも素早く仕事をこなすことができるオープンエンドレンチには、「フランクドライブR・プラス」と呼ばれる応用システムが採用されています。
これはオープンエンドに一連の溝(グルーブ)を設け、レンチがファスナーの角を回避して側面で接触するようにしたものです。最大62% (弊社通常のオープンエンドレンチと比較して、8.8規格ネジにおいて限界トルクが20~62%まで向上)ものトルクアップに成功した今、スピードとパワーのギャップは急速に狭まりつつあります。


より大きいトルク、より良い解決策、そしてイノベーション(革新)。
こうして生まれたのが「スナップオン・フランクドライブ・レンチシステム」です。
※FLANK DRIVERはSnap-on Technologies Inc.の登録商標です。

レンチ



FDX


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